「とりあえずここ行っとけ!」な北海道おすすめスポット〈札幌・札幌から日帰り編
「とりあえずここ行っとけ!」な北海道おすすめスポットリスト〈道南・道東編〉
と続いて、第三弾は道北・オホーツク編です。
道北の有名どころといえば旭川と宗谷岬、
オホーツク地方の有名どころといえば知床半島かと思いますが、
それだけではない魅力をお伝えしたいと思います!
〈4〉現地で泊まって楽しむ!道北・オホーツク
1.旭川エリア(道北)
北海道第二の都市・旭川以外、全国的にはあまり知られていないこのエリア。
実は、旭川周辺のまちは、おしゃれカフェやシックな酒造、
JAL国際線ファーストクラスで提供されたチーズ工房など、
ハイセンスな魅力あふれるおすすめスポットいっぱいなのです。
「旭川に行く」となると、
「旭山動物園と富良野・美瑛に行って終わり」となりがちですが、
おしゃれさんこそ、それ以外の周辺地域も訪れてほしいです!
各地から旭川へのアクセス
★東京発…飛行機直行便で約1時間35分
★大阪発…羽田空港乗り継ぎで約3時間45分
★名古屋発…飛行機直行便で約1時間40分
★札幌発…車で約2時間、バスで約2時間、特急列車で約1時間半
旭川エリアのおすすめスポット
①The Sun 蔵人 本店(旭川市)
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旭川を代表するお菓子メーカー・The Sun 蔵人(ザ・さんくろうど)
の本店です。
「蔵生」という、生チョコ入りのしっとり食感サブレが人気です。
この本店では、通常時であればものすごい種類の試食があります(笑)
2階はカフェスペースになっており、ケーキやソフトクリームなどと共に、
無料でセルフサービスのコーヒーをいただけます。
〈公式ホームページ〉The Sun 蔵人
②高砂酒造(旭川市)
明治32年に創業した、歴史ある酒造です。
酒造を代表する日本酒「国士無双」シリーズの他、
道産食材を使用したリキュール類、
酒粕を使用した食品などバラエティ豊かにそろいます。
工場見学(予約要)ができるほか、
試飲や甘酒や酒粕ソフトクリームなどの限定スイーツが楽しめます。
酒造のはっぴを着て写真撮影もできるので、お子様連れでも楽しめます!
〈公式ホームページ〉高砂酒造
③伊勢ファーム(旭川市)
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JAL国際線ファーストクラスの機内食に採用されたことで一躍有名になった、
「江丹別の青いチーズ」のチーズ工房を有する小さな牧場です。
牧場内では20頭ほどの乳牛を飼育しており、
この乳牛からとれた牛乳を使用したソフトクリームや「江丹別の青いチーズ」が、
牧場内の直営店「カウ&カーフ」で販売されています。
②の高砂酒造とコラボし、
酒粕を使って風味を高めたブルーチーズ「旭川」は、
高砂酒造の直営店でのみ購入できるので要チェックです!
オンラインショップでも購入できますが、
大変人気&熟成に時間を要するため、
届くまでにかなり時間がかかることも。
直営店や高砂酒造、新千歳空港や旭川空港では手に入りやすいので、
ぜひ現地で一度購入してみてください!
〈公式ホームページ〉江丹別の青いチーズ
④数々のおしゃれカフェ(東川町)
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旭川市の隣町・東川町は全国的にはあまり知られていないですが、
移住者や海外からの観光客も多いおしゃれタウンです。
倉庫や古いビルを生かしたおしゃれカフェや、
田んぼの間にたたずむカフェ(下の写真の「ヨシノリコーヒー」)など、
インスタ映えなカフェがたくさんあります。
各店、地元産食材にこだわった食事や、豆にこだわったコーヒーなど、
おしゃれなだけでなく、とびきりおいしいメニューがそろっています。
カフェ好き、インスタ映え好きの方は事前に調べて、
ビビッときたカフェにぜひ行ってみてください!
⑤ラビスタ大雪山(東川町)
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山小屋風のお部屋がおしゃれで、
道産食材をふんだんに使った創作フレンチコースが絶品のホテルです。
大学時代に初めて訪れて以来、何度も訪れているお気に入りのホテルです。
夕食に大きなチーズの表面を焼いて
野菜にかける贅沢なチーズフォンデュがあったり、
朝食に自分でミニ七輪に魚を載せて焼いたりと、
他のホテルの食事では見られない楽しい趣向が凝らされています。
驚きなのは、夜食にラーメン一杯が提供されることです(笑)太っ腹!
冬季限定ですが、氷でできたバーでお酒を楽しむことができます。
本州ではなかなか体験できないので、おすすめです!
〈公式ホームページ〉ラビスタ大雪山
⑥上川大雪酒造「緑丘蔵」(上川町)
2017年、三重県の休眠していた酒蔵を移転して新設された、
新進気鋭の酒蔵です。
酒蔵の外観・店内・日本酒の瓶のすべてがとてもおしゃれで、
今までの酒蔵や日本酒のおじさんくさい(?)概念を覆します。
その洗練された味は口コミで広がり、
JAL国内線ファーストクラスの機内ドリンクに何度も採用されています。
この上川大雪酒造のお酒、上川町では酒蔵のショップを始め、
コンビニでも販売されているくらい手軽に買える存在です。
しかし、限られた数量しか醸造されておらず、
全国に出回る量はほんのわずかゆえ、他県で手に入れようとすると、
約5倍のプレミア価格がつくこともあるそうです!
「上川大雪酒造のお酒を飲みたいなら、上川町に遊びにきてね」という、
地方創生の意味が込められているそうなので、
ぜひ現地を訪れて、貴重なお酒をゲットしてみてください。
〈公式ホームページ〉上川大雪酒造
2.旭川以北(道北)
日本最北端の宗谷岬を含むエリアです。
石狩から稚内まで約300㎞続くツーリングの聖地「オロロンライン」の終着地です。
特に羽幌から稚内にかけての道は、海と草原がひたすらひろがり、
まさに北海道でしか見られない、良い意味で何もない景色が広がります。
ドライブやバイクでのツーリングが好きな方は、
ぜひ一度は行っていただきたいエリアです!
ほとんど車とすれ違わず、
異次元の広大な風景が広がる中のツーリングに、
爽快感と感動を覚えること間違いなしです。
旭川以北のおすすめスポット
①宗谷岬(稚内市)
一般人が訪れることのできる日本最北端の地・宗谷岬。
サハリンまで約43kmととても近いため、
晴れた日には遠くにサハリンを臨むことができます。
宗谷岬は夏でもかなり涼しく、
8月でも最高気温が20度前後しかない上、風も強いので寒いです。
札幌からやってきた写真の格好(7月)は大間違いで、
車の中で暖房を入れて体を温めました…。
ちなみに宗谷岬周辺の食堂のウニは新鮮で、
ウニがとても苦手な私でもおいしくいただけた逸品です。
②宗谷サンセットロード(稚内市・豊富町)
豊富町のサロベツ原野から始まり、稚内までを結ぶ道です。
左右は海と大草原と風車しかなく、
建物や高い山が全く見当たらない景色は、
道民の私でも「異次元の世界に来たな」と感動しました。
全国はおろか、北海道でも北端の地域でしか見られない風景です。
およそ30㎞にわたって平坦な直線道路が続き、
自転車やバイクでも走りやすいので、
ツーリングの聖地としても人気です。
③オトンルイ風力発電所(幌延町)
幌延町の「オロロンライン」沿いの約3kmに、
28基の風車が立ち並ぶ圧巻の景色です。
天気が良ければ、風車と共に利尻富士を臨むことができます。
ひたすら広大な原野と日本海が広がる景色の中に突如現れる人工物
という違和感が、なんとなく別の惑星に来たような気持ちにすらなります。
④サロベツリフレッシュロード(豊富町)
東京ドーム320個分(‼)の総面積を誇る、
大規模草地牧場の間を走る道です。
あまり車も通らず、牧歌的な風景を思う存分楽しめます。
むしろ通るとすれば、牛の群れが道を横切っているのを見れるかもしれません…!
ちなみに、広すぎて目視での管理が困難なため、
ドローンで牧草の状態チェックや牛の行動管理をしているそうです。
⑤豊富温泉(豊富町)
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「とりあえずここ行っとけ!」な北海道おすすめスポットリスト〈道南・道東編〉
でご紹介した「川湯温泉」がそれまでで一番「なんだこれ?」とびっくりした
泉質だったのですが、同じくらいびっくりした泉質なのが、この豊富温泉です。
石油や天然ガスとともに温泉が湧き出ているため、油分を含み、
石油の匂いがする、世界に2か所しかない大変珍しい泉質です。
油でお湯にとろみがあり、お湯をすくうと手に黄色い油がつきます。
皮膚病やアトピーに効能があるため、全国から湯治客が訪れ、
長期滞在する(2週間泊まっている人に会いました)、
知る人ぞ知る名湯です。
〈公式ホームページ〉豊富温泉
3.網走・北見エリア(オホーツク)
2018年、平昌五輪で一大ブームを巻き起こしたカーリング女子の出身地・北見や、
監獄で有名な網走を経済の中心とする地方です。
2005年に世界自然遺産登録された知床半島を有します。
冬になると、オジロワシやオオワシが普通に電灯に止まっていたり、
アザラシやシャチ、マッコウクジラなどもウォッチングできたりと、
貴重な野生動物に出会えます。
各地から網走へのアクセス
★東京発…飛行機で羽田空港から女満別空港まで約1時間40分+バスで約30分
★大阪発…飛行機で関西空港から女満別空港まで約2時間+バスで30分
★名古屋発…飛行機新千歳空港乗り継ぎで約4時間10分+バスで30分
★札幌発…車で約4時間半、バスで約6時間、特急列車で約5時間半
網走・北見エリアのおすすめスポット
①神の子池(清里町)
北海道の青い池といえば、美瑛のものが有名ですが、
実はそれよりも綺麗と言われているのがこの「神の子池」です。
透明度が非常に高く、水深5mの池の底に沈む倒木や、
北海道にしか生息しない魚・オショロコマなどもはっきり見ることができます。
②屈斜路湖(弟子屈町)
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国内でも最大級のカルデラ湖・屈斜路湖。
その雄大な景色はもちろんのこと、この湖の特徴は、
湖の周りの砂浜を掘ると温泉が湧き出ること!
なかなかない体験に、いつまでも砂を掘って遊びたくなります(笑)
また、湖畔には無料露天風呂も!
水着を持参して入れば、他では味わえない開放感を味わえますよ!
③美幌峠展望台(美幌町・弟子屈町)
眼下に屈斜路湖や知床連峰、大雪の山々を見渡す絶景スポットです。
天気が良ければ「天下の絶景」と呼ばれる大パノラマ、
タイミングが良ければ早朝の雲海が楽しめます。
しかし、私が好きなのは、霧で何も見えない日です(笑)
何も見えなくはあるのですが、
峠の霧のマイナスイオンを全身に浴びると、
なんだかリフレッシュできます。
展望台に至る道も草木に囲まれて綺麗なドライブウェイになっているので、
大自然を感じながらドライブを楽しむことができます。
④能取湖サンゴ草群落(網走市)
網走北部にあり、オホーツク海とつながっている海水湖・能取湖。
その能取湖の南部・卯原内(うばらない)では、
9月中旬から10月上旬にかけて、
「サンゴ草」というサンゴ礁に見た目が似ている草が見ごろを迎えます。
サンゴ草の群生地の中には遊歩道が設置されているので、
散歩しながら風景を楽しめます。
⑤ひがしもこと芝桜公園(大空町)
5月から6月上旬にかけて、
広い敷地内一面に芝桜が咲き誇る「ひがしもこと芝桜公園」。
例年、5月中旬ごろに見ごろを迎えます。
芝桜の色はピンク、白、赤ピンクと数種あり、
そのコントラストも綺麗です。
園内にはゴーカート、釣り堀、キャンプ場、日帰り温泉、足湯など、
芝桜以外の施設もたくさんあり、お子様連れでも楽しめます!
〈公式ホームページ〉ひがしもこと芝桜公園
⑥塩別つるつる温泉(北見市)
個性的なネーミングの通り、
温泉に浸かった瞬間に「つるつる!」と感じる、
弱アルカリ性の源泉かけ流し温泉です。
北海道各地に特徴的な温泉がありますが、
ここのお湯は他の温泉とは一線を画す柔らかさとつるつる具合で、
全道の温泉に行きまくった私の母も一押しです(笑)
日帰りでも宿泊でも楽しめます。
〈公式ホームページ〉塩別つるつる温泉
⑦かみゆうべつチューリップ公園(湧別町)
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200品種70万本のチューリップが咲き誇る公園です。
見ごろは例年5月中旬から下旬となっています。
公園の中心には風車があり、ちょっとオランダ風です。
毎年5月1日から6月上旬に行われる「チューリップフェア」の期間は
様々な催し物が開かれており、
オランダの民族衣装を着ることもできます。
小学生の時に妹とこの衣装を借りて園内を歩いていたところ、
見ず知らずのおばちゃんたちから「一緒に写真撮って!」と
モデルを頼まれたのはいい思い出です(笑)
まとめ
3回に渡る『「とりあえずここ行っとけ!」な北海道おすすめスポットリスト』、
いかがでしたでしょうか?
札幌・函館・旭川の有名どころだけ行くのは本当にもったいないので、
この3記事を読んで、
「他の地域も行ってみたい!」と思ってもらえたなら嬉しいです。
とはいえ、まだまだ紹介しきれていないおすすめスポットはたくさんあるので、
今後も北海道の魅力をどんどん発信していこうと思います!
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