都内の異国空間・美しきモスク【東京ジャーミィ】

こんにちは！Ayumiです。

海外に行きたいけど、まだまだ気軽に行けない状況が続きますね。

そんな方にぜひ訪れてみてほしいのが「東京ジャーミィ」です。

日本最大級のモスクで、中に入れば一気にトルコにトリップ気分です！

日本最大級のモスク「東京ジャーミィ」とは？

東京・代々木上原駅から徒歩約5分のところにある、
約2000人を収容できる国内最大級のモスクです。

1938（昭和13）年に前身の東京回教学院が建てられ、
老朽化のため2000（平成12）年に建て直しされたのが
現在の「東京ジャーミィ」です。

イスラム教徒の礼拝施設ではありますが、
一般観光客の見学も可能となっています。

「東京ジャーミィ」はイスラム建築様式で建てられています。

日本人大工ではイスラム建築様式やモスクの建築の技術が乏しいため、
トルコから大工を呼んで建てられたそうです。

1階の応接間は、トルコの一般家庭の応接間を模しているそうです。

一般家庭でこの美しさ、ちょっと日本では考えられないですね！

イスラム教徒がラマダン（断食）期間、
日没後の食事の際、最初に食べることの多いデーツ（ナツメヤシ）と
水が置かれています。

礼拝堂の入口は二階にあり、靴を脱いでから中に入ります。

ここからは女性はスカーフ等で髪を覆う必要があるので注意です！

貸出用のスカーフもありますが、
見学客が多い時は足りないこともあるそうなので、
念のため持参したほうが良いと思います。

礼拝堂の中は、青を基調とした美しい空間が広がります。

カラフルなステンドグラスや幾何学模様・植物文様などで彩られ、
思わず見入ってしまいます。

この礼拝堂では、イスラム教の規律どおり、
毎日5回礼拝の時間が設けられています。

床の赤い線の上に、人種や民族、社会的地位など関係なく並び、
イスラム教の聖地・メッカの方向に向かって祈りを捧げます。

通常モスクや礼拝室は男女別となっており、
東京ジャーミィでも1階で男性、2階で女性が礼拝することとなっています。

2階の女性専用の礼拝コーナーでは、
シャンデリアやステンドグラス、天井をより間近で見ることができます。

イスラム教徒の友人が通っている施設だったので、
信者でない私が中に入るのにはためらいがあったのですが、
どんな人でも気軽に見学できる素晴らしいモスクでした。

モスクとつながった施設には、トルコ料理のカフェや、
トルコを始めイスラム諸国のお土産を取りそろえるマーケットもあるので、
合わせて楽しんでみてはいかがでしょうか。