コロナ渦でもワーホリの門が空いている貴重な国・イギリス。
「イギリスのご飯は世界一まずい！それでいて高い…」とよく言われることから、
食に不安を感じる方もいるのではないでしょうか。
3年前、ロンドンを旅行することに決めた際は私も、
「マジで食べるものなかったらどうしよう…」と、やや怯えていました。
しかし結論、まずいものには出会いませんでした‼
また、ロンドン在住の方のブログで安ウマな店を探したり、
現地のチェーン店をうまく利用したりすることで、
食事代を抑えることもできました。
今回はロンドンで実際に食べた安ウマグルメを紹介します。
※1ポンド＝154円（2022年3月3日のレート）で計算しています。
①パイ＆マッシュ（Pie and Mash）
パイ＆マッシュは、具が詰まった甘くないパイに
マッシュポテトを添えたもののことです。
具はひき肉や牛肉・チキン、野菜やチーズなど、
店によって様々な種類が取り揃えられています。
また、パイにはパセリを使った「リカー」というソースや、
肉汁を使ったグレイビーソースがかけられています。
卓上にはモルトビネガーやコショウなど、味変のスパイスも置かれています。
レストランやパブでは15～20ポンド（約2320円～3090円）と、
高級価格で提供されている場合もありますが、
10ポンド（約1540円）以下のお手頃価格のお店もたくさんあります！
中でも私のおすすめは、イギリスに15店舗ある人気チェーン店
「パイミニスター（Pieminister）」です。
7ポンド（約1080円）から販売されており、
パイの種類も約15種類と豊富で選ぶのに迷います。
特にイギリス伝統の牛肉のビール煮込みが入ったパイがおいしく、
滞在3日間で2回食べました！
〈公式ホームページ〉Pieminister（英語）
②フィッシュアンドチップス (Fish and Chips)
「イギリスと言えば」の大定番グルメ・フィッシュアンドチップス。
タラがホクホク、衣がカリカリでおいしいです。
日本人の感覚からすると、衣やタラになにかしらの味がついていそうですが、
何も味がついていません。
添えられたタルタルソースや塩などをつけていただきます。
また、現地ではモルトビネガーをかけるのも定番で、
必ずテーブルの上に置かれています。
個人的にはモルトビネガーはそんなにマッチしていると思いませんでしたが(笑)
フィッシュアンドチップスは、ちゃんとしたバーやレストランだとおいしいですが、
日本のカラオケで出てくるもの以下のまずいものもあるとのことなので、
下調べしてから食べたほうがよさそうです。
③マーケットのフードワゴン
ロンドン各地で開かれているマーケットでは、
イギリス伝統の料理から、パンやスペイン料理など、
バラエティ豊かな料理が揃っているので、
皆さんにとって「おいしい」と思える料理がきっとあるはずです。
ロンドンでは一品12ポンド（約1850円）以上することもしばしばですが、
マーケットのフードワゴンは比較的お手頃なものが多いです。
私はロンドンブリッジ近くの「バラ マーケット（Borough Market）」を
訪れましたが、リゾットやパエリアなどが6ポンド（約930円）、
ミートパイが5ポンド（約770円）、ケーキが3ポンド（約460円）など、
ロンドンにしてはかなりお手頃価格でした。
また味見をさせてくれるお店も多いので、
「やっぱイギリス料理まずいじゃん！」という料理の購入を避けることもできます。
〈公式ホームページ〉Borough Market（英語）
④プレタマンジェ (Pret A Manger)のヘルシーご飯
ロンドンではコンビニのような間隔で店舗があり、
イギリスを中心に10か国で450店舗以上を構えるカフェチェーンです。
コーヒーやお茶などのカフェメニューはもちろんですが、
サンドイッチやサラダ、スープやフルーツなど、
ヘルシーな食事メニューがとても充実しています。
チェーン店なので価格もお手頃で、
たっぷりの具材のサンドイッチやサラダが5.5ポンド前後（約850円）です。
どれを食べ飲みしても外れがなく、
コーヒーブレイクやヘルシーランチにぴったりなので、
ロンドン旅行中は一日2回くらい行ってました。
〈公式ホームページ〉Pret A Manger（英語）
⑤WASABIの日本食
ロンドンに約45店舗を構える、日本食ファーストフード店です。
「どうせ日本食に似て非なるものだろう」とひよって、
寿司ではなく海藻とサーモンの和風サラダにしてしまいましたが、
普通においしかったです。
後から日本人の方の口コミを見ると、
寿司や丼もの、カレーなども普通においしいようです！
こちらもチェーン店なので、お手頃価格で提供されています。
寿司弁当が4.5ポンド（約700円）～、カレーが4.95ポンド（約760円）～、
サラダが2.5ポンド（約385円）～となっています。
ボリューミーな食べ物に疲れて、あっさりめの食事をとりたくなった際に
ぜひ利用してみてください。
〈公式ホームページ〉WASABI（英語）
⑥パブでビール＆パブご飯
イギリスには至る所にパブがある、ビール大国です。
そして、日本では一部のおしゃれなビアバーでしか見かけないタップですが、
イギリスではほとんどのパブのバーカウンターにあります。
もしご飯がどうしても口に合わないのならば、
ビールでお腹いっぱいにしちゃいましょう！(笑)
日本で居酒屋に行くと、たいてい大手4社のビールしかありませんが、
イギリスのパブでは様々な醸造所のビールが豊富に取り揃えられています。
食事代が高いロンドンですが、
ビールについてはハーフパイント（284ml）で2～3ポンド（約310円～460円）、
1パイント（568ml)で3～5ポンド（約460円～770円）と、
日本と同じか安いくらいです。
フィッシュアンドチップスやパイ、ローストビーフなどと共に、
本場のパブでビールを飲む時間は最高です！
まとめ
ロンドンの安ウマグルメ、いかがでしたでしょうか？
「イギリスは食べ物がまずい」というのが長年の定説でしたが、
近年は海外からの移住者が増加した影響で食文化がバラエティ豊かになり、
おいしい食べ物が増えたようです。
せっかくの旅行やワーホリ・留学なので、時には贅沢な食事もいただきながら、
今回紹介したお手頃価格グルメで出費を抑えるところは抑えて、
ぜひロンドンステイを楽しんでください！
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