北海道は大変人気の観光地であり、
そのお土産についても幾度となくテレビで取り上げられ、
日本中のデパートで頻繁に物産展が行われています。
しかし、その土産物を見てつねづね道民が思っていること…
「こんなスイーツ食べたことないし、見たこともない」
「これよりおいしいお土産たくさんあるしょ!」
ということで、ついこないだまで札幌に住んでいた道産子の私が、
「帰省したら絶対買いたい!」と思う、
おいしい北海道土産20選を紹介したいと思います(^^)/
六花亭
マルセイバターサンド
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北海道土産の大定番ですが、これは外せません‼
バターたっぷりのほろほろっとしたビスケットにレーズン入りの
濃厚なバタークリームが挟まれています。
わたしのおすすめは冷蔵庫で冷やしてから食べることです。
バタークリームは油分が多いので、
冷やさないで食べると柔らかすぎるのです。
ちなみにマルセイバターサンドのビスケット部分のみを商品化した
『マルセイビスケット』もあります。
これも芳醇なバター風味が味わえておいしいのですが、
マルセイバターサンドのビスケット部分と違ってサクサクしています。
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霜だたみ
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チョコレートパイでモカホワイトチョコレートクリームを挟んだお菓子です。
初霜が降りた大地を踏みしめたときの「サクッ」とした感触を
イメージして作られたお菓子らしいです。
北海道らしいネーミングですね!
このお菓子はクリームのコーヒー味が結構しっかりしていておいしいです。
ただこのクリームも『マルセイバターサンド』同様、というかそれ以上に
油分が多いので冷蔵庫で冷やしてから食べることを強くお勧めします‼
夏に常温放置するとでろでろになります…。
またパイがびっくりするくらいサックサクで軽いです。
ただしとても割れやすいので、
お土産としてお持ち帰りになる際には細心の注意を払ってくださいね!
私は粉々になって何度もショックを受けたことがあります…。
北菓楼
バウムクーヘン「妖精の森」
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皆さん一回は食べてほしい、私の一番好きなバウムクーヘンです。
北海道産の小麦・卵・牛乳を使用し、
職人さんが一本一本丁寧に焼き上げたバウムクーヘンです。
他のバウムクーヘンと比べて、類を見ないくらいしっとりしています。
北菓楼のお菓子はこのバウムクーヘンだけでなく、
全体的に牛乳と卵の風味が豊かでおいしいです。
道外の方にはあまりメジャーなメーカーではないと思いますが
(石屋製菓や六花亭があまりにもメジャーなので)、
道民の中では北菓楼派も多く、実力のあるメーカーです。
ちなみに札幌駅にある駅ビル・エスタや小樽運河、新千歳空港、
道央自動車道にあるサービスエリア・砂川ハイウェイオアシス館などに
入っている店舗ではいつも試食が置いてあるので、
ぜひ皆さん食べてみてください!
北海道開拓おかき
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函館産「いか」、増毛産「甘エビ」、標津産「秋鮭」、枝幸産「帆立」、
枝幸産「毛がに」、えりも産「昆布」、えりも産「うに」、白糠産「柳だこ」、
白老産「虎杖浜たらこ」、野付産「北海シマエビ」の全10種類が
発売されているおかきです。
このおかきはもちろん米から作られたおかき部分もおいしいのですが、
一緒に入っている海産物がおいしいです。
函館産のいかおかきであれば乾燥したいかが入っている、というように
それぞれ海産物が乾燥したものが入っていて食べ応えがあります。
その乾燥した海産物部分がおいしくて、
そればかり引き抜いて食べているのは内緒です…。
北海道土産のお菓子は甘いものが多いので、
甘いものが苦手な方へのお土産としてもおすすめです♪
ロイズ
生チョコレート【オーレ】
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ロイズといえば「生チョコレート!」というくらい、人気の商品ですね。
私は4人家族だったので、一人5個と食べる分がちゃんと決まってました。
そう決めないと、みんなたくさん食べたいのでけんかになります(笑)。
北海道産牛乳を使用した生クリームがふんだんに練りこまれていて、
ねっちりとした芳醇な味わいです。
マイルドなチョコレート風味の中に洋酒が
しっかり効いているのがとてもおいしいです(^_-)
ちなみにこの『生チョコレート【オーレ】』が中に入っている
『生チョコクロワッサン [オーレ] 』もおいしいですよ!
こんなにチョコが濃厚なパンはそうそうないです。
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パンについては新千歳空港にあるロイズチョコレートワールド、
札幌市内の西宮の沢店・東苗穂店・厚別西店・あいの里公園店・屯田公園店、
江別市内の上江別店で購入できます。
ポテトチップチョコレート
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ロイズの濃厚なめらかなチョコレートでポテトチップスの片面を
コーティングしたお菓子です。
チョコレートの甘さとポテトチップスのしょっぱさが絶妙な
ハーモニーで手が止まりません…。
絶対カロリーおばけな商品なのにやめられません(笑)。
ロイズでこの商品がヒットしたことを受けてなのか似た商品は数あれど、
チョコレートのクオリティが桁違いなので、
この『ロイズポテトチップチョコレート』を超える
ポテチ×チョコの商品は味わったことがないです。
ウイスキーの肴(あて)
ウイスキーと合わせるためにつくられたチョコレートアソートです。
「カカオ62%」「ラズベリーピスタチオ」「カカオニブ」「黒糖マカダミア」の
4種類がセットになっています。
個人的には、キャンディコーティングされたカカオニブが
ビターなチョコレートで包まれている「カカオニブ」が
他にはない食感でイチオシです。
お酒好きな方へのお土産にすると、喜ばれること間違いなしです。
もちろん、お酒と合わせずそのままおやつとして食べてもおいしいですよ!
プティ・メルヴィーユ
かぼちゃのプリン
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函館に行ったら必ず食べるスイーツです‼
函館市内のみに店舗展開されておりますので、
函館に行かれる方は要チェックです。
道南産の糖度24度のかぼちゃ「くりりん」が使用されており、
かぼちゃの持つ自然の甘味が存分に生かされたプリンです。
「世の中にこんなに甘いかぼちゃがあるのか!」と驚かされますよ!
普通のプリンのようにプルプルした食感ではなく、
かぼちゃが裏ごしされた濃厚なピューレのような食感です。
遠方へのお土産にする場合は冷凍状態で購入することになりますが、
これを半解凍状態で食べるのも濃厚なアイスのようでまたおいしいです(*’▽’)
石屋製菓
美冬(みふゆ)
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「北海道のお菓子=石屋製菓」というくらいおなじみの石屋製菓の商品です。
ただ道民からすると、石屋製菓は完全に道外客のお土産向けのメーカーという
かんじなので、日常的に食べることはあまりありません…。
そんな感じなのでTHE・北海道土産『白い恋人』もほとんど食べたことが
ありませんが、こちらの『美冬』はおいしいので、
たまに誰かからもらうととても嬉しいです笑
バターが香るサクサクのパイとチョコレートがミルフィーユ状に重なっていて、
そのバランスがちょうどよく、おいしいです。
フレーバーは一箱に「ホワイトチョコレート×マロン」
「ブラックチョコレート×ブルーベリー」「ミルクチョコレート×キャラメル」
の3種類が入っています。
全体がチョコレートでコーティングされているお菓子なので、
夏場は冷蔵庫で冷やしてから食べることをおすすめします。
花畑牧場
もちっぷす【生キャラメル】
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数年前に一世を風靡した『花畑牧場 生キャラメル』が
しみこんだ甘~いおかきです。
おかきといっても、花畑牧場独自の「しみ込みリッチ製法」という製法により
生キャラメルがしみこんでいるため、サクサクはしてません。
むしろほろほろとした食感のお菓子です。
花畑牧場からはかりんとうやポップコーンに生キャラメルをまとわせた商品も
販売されていますが、私的にはこの『もちっぷす』が断然おすすめです。
生キャラメルの濃厚度合が他の商品のワンランク上で、
一粒食べただけで幸せな気分になれます(#^^#)
この商品も新千歳空港内の店舗で試食できるので、ぜひ一度食べてみてください♪
三星
よいとまけ
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苫小牧市の製菓「三星」から販売されている「日本一食べづらいお菓子」
として有名なお菓子です!
ロールカステラでハスカップジャムを巻き込み、
さらに外側もハスカップジャムでコーティングされたお菓子です。
外側もジャムでコーティングされてベタベタしているのが
「日本一食べづらいお菓子」と言われる所以です。
けっこう甘めなお菓子なのですが、
ハスカップの酸っぱさと調和してその甘さが良い感じです。
またこの独特のベタベタ感は他のお菓子では味わえません(笑)。
ちなみにハスカップとは、国内では北海道のみで栽培されている果物で、
甘酸っぱい風味が特徴です。
とはいえ北海道のスーパーでも滅多にお目にかからない、
非常に傷みやすい貴重な果物で、
通常はジャムやお菓子などの加工品として親しまれています。
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千秋庵
山親父
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「出てきた出てきた山親父~♪」というメロディーの流れる、
年季の入ったアニメーションCMを、
道民であれば一度は目にしたことがあります。
それがこの『山親父』というお菓子のCMです。
バターと牛乳がたっぷり使われたバターせんべいで、
バターと卵の香りが豊かなお菓子です。
老若男女問わず、だれからも好かれる優しいお味です。
私はバターせんべいが好きで、似たようなものを全国でも見るので
食べてみるのですが、やはりバターの質が違うのか、
「山親父には勝てないな」と思ってしまいます。
ちなみに『山親父』とは熊の愛称のことです。
ですので、この商品の表面にはスキー板を履いた熊が
鮭を背負う姿が描かれています。
サッポロビール
サッポロクラシック
道民の心の友『サッポロクラシック』!!
一度でも北海道に住んだことのある人に北海道土産を渡すなら、
一番盛り上がる&喜ばれること間違いなしの一品です。
サッポロビールからは様々な種類のビールが販売されていますが、
この『サッポロクラシック』に関しては北海道限定販売となっています。
原材料にファインアロマホップを使用しており、
ホップの香りが豊かなビールです。
私は大手メーカーの国産ビールはプレモル以外あまり好きではない
のですが(ラガーが苦手)、『サッポロクラシック』は大好きです。
甘味がなくて飲みやすいです(#^^#)
爽やかかつ苦みを楽しめるテイストなので、プレモルやハイネケンなどが
好きな人にはぴったりのビールかな、と個人的に思っています。
ちなみに2014年から『サッポロクラシック』のCMには
TOKIOの松岡昌宏さんが出演しています。
札幌市西区出身だからですが、
「北海道限定のCMなのに豪華だな~」と思いながら見ています。
ポッカサッポロ
リボンナポリン
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「何味?」と聞かれてもうまく答えられない飲み物『リボンナポリン』。
見た目からするとオレンジ風味を想像しますが、
全くオレンジ味ではなく甘めのサイダーというのが近いですが…
それとも違うんだよなぁ(*_*)
北海道に来たら飲んで確かめてみてください!
毒々しい見た目ですがパプリカ色素を使用しているそうなのでご安心を。
『リボンナポリン』は最近ではコラボ商品も色々発売されていて、
グミやキャラメル、サワーなどが店頭に並んでいます。
ちなみに夏休みにおばあちゃんちに行くとだいたい用意されているのは、
『リボンナポリン』に加えて『リボンシトロン』でした。
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こちらは見た目どおりのサイダー風味です。
どちらも北海道限定販売なので、ぜひ北海道土産としてご賞味あれ!
東洋水産
やきそば弁当
『サッポロクラシック』と並んで、北海道に住んだことのある人に渡すと
盛り上がる&喜ばれること間違いなしの一品です!!
北海道内でのカップやきそば商品の売上の70%を占めるほど、
道民にはおなじみの商品であり、『やき弁』と呼ばれて親しまれています。
おそらく、道民は「カップやきそば=やき弁」くらいの認知度です。
『UFO』『一平ちゃん』は「昔CMで見たことあるな」程度ですし、
『ペヤング』は売っているのを見たことがないので知らない人も多いと思います。
『やき弁』の最大の特徴は、中華スープの粉末がついていることです。
湯切りした際のお湯がもったいないので、
このお湯を使ってスープが楽しめるように付属されています。
ただこの特徴も『やき弁』に慣れ親しんだ道民からすると、
他のカップ焼きそばにスープがついていないことが逆にびっくり、
みたいなかんじなんですけどね…。
『やき弁』は定番のソース味以外にも、
旨塩・ちょい辛・たらこ味バター風味などの味があります。
期間限定風味も不定期に発売されており、
過去にはあんかけ風や担々麺風など様々な味の商品が販売されていました。
ちなみに2007年から『やき弁』のCMにはタカアンドトシさんが出演しています。
北海道の企業のCMには松岡さんやタカトシさんの他にも、
AAAの西島隆弘さんや小日向文世さんなど、
全国区で活躍されている北海道出身の方が結構出ています。
ソラチ
北海道十勝豚丼のたれ
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今や本州にも店舗が見られるほど人気の豚丼ですが、
発祥は北海道・帯広市です。
その昔、養豚の盛んな帯広にて、うな丼をヒントに香ばしく炭火で
焼いた豚肉に甘じょっぱいたれを絡めたのが始まりだそうです。
家で炭火焼というわけにはなかなかいきませんが、
フライパンで焼いた豚肉にこのたれを絡めてご飯にのせるだけで、
至福の一品に…!
小さいころ、夜ご飯がこの豚丼だとテンションがあがったものです。
肉の下にのりを敷くと、それもまたおいしいです。
ちなみにこの『北海道十勝豚丼のたれ』の製造元である「ソラチ」という社名は
本社のある芦別市が空知地方という地方にあることから名づけられています。
「ソラチ」は北海道の老舗調味料メーカーで、
豚丼のたれ以外にもジンギスカンのたれやスープカレーの素など、
様々な北海道の名物料理のたれを販売しています。
セイコーマート
山わさび塩ラーメン
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道民御用達のコンビニ・セイコーマート(通称セコマ)。
北海道全域と埼玉・茨城の一部のみに展開されているコンビニです。
セコマの何がすごいかというと、オリジナル商品がとても豊富なんです!
しかも大手コンビニチェーンでは見かけない、
不思議な味や北海道産の原料を使った商品も多いので、
お土産に困ったらセコマでオリジナル商品を買うと良いと思います。
夕張メロンやハスカップ、牛乳など、北海道定番素材の商品も数多く並ぶ中、
皆さんにぜひ試していただきたいのがこれ!
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『山わさび塩ラーメン』です!
北海道では山わさびが自生しており、家庭でも植えるくらい身近な
薬味なのですが、とにかく鼻につーんと来る辛さ((+_+))
ちなみに山わさびはホースラディッシュの別名です。
この『山わさび塩ラーメン』もお湯を注いで数分後
蓋を開けた瞬間、目がやられます。
つい最近、「月曜から夜ふかし」で「100%むせる」
「食べる催涙ガス」と紹介された代物です(笑)
他県ではなかなか見ないフレーバーですので、辛いものが
お好きな方への北海道土産にいかがでしょうか?
まとめ

まだまだおすすめしたい北海道土産はたくさんあるので、
またご紹介したいと思います!
コロナが落ち着くまでなかなか北海道を訪れられない中、北海道土産を
お取り寄せして旅行気分を味わうのも良いかもしれませんね♪
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