【ドラッグ&ホームレス】バンクーバーは意外と危険だった!!

カナダ

今回は日本人の留学先・ワーホリ先として大人気のカナダ・バンクーバーでの
怖い体験談についてお話したいと思います。

世界の中でも「住みやすい都市」の常連であり、
多くの日本のサイトでも「バンクーバーは治安がいい!」と書かれていますが、
私の25回の渡航でダントツに恐ろしかった街なのです…!

マリファナの臭いがそこら中から漂う

こんなに明るく爽やかな街並みですが、
とにかく街中からマリファナの臭いがします。

2018年10月からマリファナは合法になったのですが、
私が訪れた2012年当時は違法だったのにもかかわらずです。

市民憩いの場である公園でも、道の上でも、
どこからともなくつ~んとした、日本では嗅いだことのない独特の異臭がします。

最悪だったのは、レストランでトイレに入ると、
私の前に入った人が確実にマリファナを吸ったであろう臭いが充満していました。

密室で具合悪くなりかけました…。

余談ですが、個人的にはアイコスの臭いに似てると思っており、
アイコスが発売されたときに「なんでマリファナみたいな臭いにしたの⁉」
とびっくりしました。

でも、マリファナは臭いだけなので、まだマシです。

そもそも論文の中には「タバコはマリファナより有害」と書かれているものもあり、
「マリファナ=ヤバい」は日本人の常識と照らし合わせているだけですからね。

本当に怖いのは、ハードドラッグ(ヘロインなど)中毒者がわんさかいることです。

「明らかに目がイッてるな」という人がそこら辺中にいて、
ぶつかってきそうなくらいフラフラ歩いてます。

体験談①ラリってる人が電車の外から窓を叩いてくる

最初に「この街やばいかも?」と思ったのは、
着いてすぐ、空港から市街地に向う電車に乗っているときです。

駅のホームで停車中に「ドンドンッ」という音がするので、
「なんだろう?」と思って音のする方を見てみると、
車両の外側からラリってる人が一心不乱に窓を叩いていたのです…!

着いて早々、日本では見たことのない異様な光景に
「バンクーバーって札幌より住みやすいって言われてなかったっけ⁉」と
札幌から来た私の頭に?が浮かびました。

体験談②ラリってる人に殴られる

極めつけの恐怖体験はこれです。
道で突然、ラリってる人に殴られたのです!!!!

チョコサンデーを食べながら、3人で歩いていた私たち。

すると、前方からどう見ても目がイってる人が歩いてきて、
突然、私の友達の顔面を殴ってきたのです…!!!!

一瞬の出来事に呆然としてしまいましたが、
周りにいた地元民が「逃げて!」というようなことを言っていたので、
姿が見えなくなるまで一心不乱に逃げました。

殴られた友達は、殴られたときに道に倒れこんで
頭を軽くぶつけてしまったので痛いし、
チョコサンデーが服についてぐちゃぐちゃになったしで、
本当に恐ろしい思いをしていました。

ドラッグのせいで弱っていたのか、あまり力が強くなく、
走るのも遅かったので事なきを得ましたが、
もっと力のある人だったらと考えると身の毛がよだちます…。

ホームレスの数も多い

薬物中毒者の恐ろしさもさることながら、
バンクーバーで驚いたのはホームレスの多さです。

特に多いのは、ダウンタウンのEastside・チャイナタウン周辺と言われていますが、
けっこうどこにでもいます。

「お金ちょうだい」という感じで声をかけられることもあり、
最初はびびっていましたが、断っても何もされないので、
必要以上におっかなびっくりすることはないと思いました。

少し面白かったのは、「お金ちょうだい!」と言ってきた若いホームレスがおり、
断ったところ「♪Have a nice dream」みたいなオリジナルソングを歌って
見送ってくれたことです。

日本のホームレスの方でこんな陽気な方は見たことがない
(というかお話したことがない…)ので、異文化を感じました。

なおホームレスの方たちの中にも、薬物中毒者はけっこういます。

そしてホームレスの方含め、ドラッグの注射器の回し打ちにより
HIVの感染が広まってしまったため、
国が無料で注射器を提供するサービスがあります。

ドラッグを打つための道具を国が補助するなんて、
日本では到底考えられなかったので、
「日本の常識=世界の常識では全くないんだな」と学びました。

まとめ

バンクーバーでの恐ろしい経験について書いてきましたが、
世界的に見れば治安がとても良い都市です。

実際、バンクーバーに住んでいた友達が数人いますが、
特段危険な思いをした人はいません(運悪すぎ)。

しかし、私のように怖い思いをすることがないともいえないので、
日本のように警戒心なく路地裏に行ったり、
気づかずに治安の悪いエリアに足を踏み入れたりしないよう、
「ここは日本ではない」と肝に銘じて行動することが大切です。

バンクーバーに訪れてから
「こんな危険な雰囲気の場所だとは思わなかったー!」
とならないよう、この記事を参考にしていただければと思います。

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