札幌郊外の温泉地・定山渓温泉にある「旅籠屋 定山渓商店」。
居酒屋料金(それより安いかも?)で様々な日本酒をたしなめ、
極上の焼き肉をほおばり、温泉に癒されるお酒と温泉好きにたまらないお宿です!
「旅籠屋 定山渓温泉」の場所&アクセスは?
「旅籠屋 定山渓商店」は、札幌中心部から車で1時間弱の位置にある
定山渓温泉街の中にあります。
完全予約制のバスを利用することもでき、
地下鉄大通駅1番出口直結の昭和ビル前からホテルへ17:00発、
帰りはホテルから昭和ビル前行き12:45発となっています。
また、じょうてつバスを利用し、札幌駅もしくは地下鉄真駒内駅から乗車し、
定山渓大橋で降車して行くこともできます。
〈公式ホームページ〉じょうてつバス
お手頃価格の日本酒を楽しみながら、ゆるゆる過ごそう!
「旅籠屋 定山渓商店」の醍醐味の一つは、
温泉とは思えないお値打ち価格で日本酒とおつまみを楽しめることです!
全国の日本酒をなんと250円~楽しむことができます。
通常の居酒屋よりもお値打ちの価格ですね!
ビールは390円、北海道産ワインも460円と、
日本酒以外のお酒も大変お手頃です。
また、おつまみも名物の奈良漬けコロッケ240円や、
トマトのまるごと漬け400円、あん肝ポン酢500円など、
様々に取り揃えられています。
このようなお酒カウンターでお酒とおつまみを頼むと、
すぐに渡してもらえます。
普段魚の肝をあまり食べない私ですが、このあん肝ポン酢はおいしかったです。
さて、お酒を飲む場所ですが、
ロビーの窓際のゆったりとした歓談スペースでおしゃべりしながら飲むもよし。
ロビーの囲碁やボードゲームなどを楽しめるスペースで、
ゲームを楽しみながらちびちび飲むのもよし。
1階奥にあるおこもりスペースでごろごろしながら飲むもまた良し。
お部屋に持っていくこともできるので、
事前にお酒を購入して持ち込む必要もありません(持ち込みも可能です)。
チェックイン時から23時まで注文することができるので、
ゆっくりとお酒を楽しむことができます。
またお宿に着いた際には、ウェルカムドリンクとスイーツをいただけます。
ウェルカムドリンクは日本酒「国士無双」、コーヒー、お茶から選べます。
スイーツは酒粕と日本酒を使ったティラミス風のムースです。
こだわりの焼き肉に舌鼓!
夜ご飯は温泉宿では珍しい焼き肉です。
というのも、この宿には近隣のホテルや札幌市内に肉を卸している
「定山渓精肉店」が入っており、
そのこだわった新鮮なお肉を焼き肉として提供しているからです。
さて、席に着くと6段の重厚なお重が待っています。
これを開けると…
まず1段目には、焼き肉に合いそうなおつまみが入っております。
キムチ、チャンジャ、もやしのナムルの他、
季節のおつまみ3品が入っています。
さて2段目は、「焼き肉のお供といえば」のチョレギサラダです!
見た目にはかなりのボリュームでしたが、ペロリと食べられました。
3段目以降は、焼肉のお重です。
こちらの写真は3段目の薄いタン・厚めのタン・塩ジンギスカンです。
れんげに乗っているのは特製のネギだれで、
これがまた塩ジンギスカンに合う‼
他にもカブリや今まで聞いたことなかったカメノコ、焼きしゃぶなど、
様々なお肉を楽しめます。
なお、飲み物は先ほどの日本酒のカウンターから頼むことができます。
朝ごはんは元気に朝カレー
朝ごはんは、精肉店ならではのとろとろスジ入りカレーと鶏雑炊から選べます。
お客様の多くはカレーを頼むようです。
カレーも鶏雑炊もおかわりできるので、
私はいつもカレーをついついおかわりしてしまいます。
またカレーにも鶏雑炊にも、しじみとあさりのお味噌汁がついています。
「昨晩に飲みすぎたお客様もいるだろう」ということで
二日酔いに効くお味噌汁だそうです!
おかずにはサラダと、じゃがバター&イカの塩辛が用意されています。
このじゃがバター&イカの塩辛が、
実は私がこちらのお宿で一番感動した食べ物なんです…!
こちらのふかしイモは「五四〇」という、北海道・倶知安産のジャガイモを
540日間熟成させたイモで、大変甘く、少しねっとりしています。
私はジャガイモがあまり好きではないのですが、
この品種はジャガイモの概念を超えた甘さで食べるたびに感激します。
バターと塩辛との相性もぴったりで、
これぞ北海道という味覚に何度もおかわりしたくなります!
一人旅にもぴったりのお部屋・食事席も用意
きれいで広々とした和室や洋室のお部屋もあり、
夫婦・カップルやお友達で行くのであれば、
そちらのお部屋でゆっくりするのがよいでしょう。
しかし、この「旅籠屋 定山渓商店」には温泉街にある立派な温泉宿には珍しい、
ドミトリータイプのお部屋「ハタゴノナカ」があるのです!
一つのお部屋に6人泊まるスペースがあります。
それぞれの足元には荷物が置けるスペースが十分にあります。
カプセルルームの多くは畳約1.6枚分ですが、
「ハタゴノナカ」は畳2.18枚分と広々としており、
天井も高いため頭をぶつける心配がありません。
また、ベッドが設置されているのではなく、建物に組み込まれているので、
ドミトリーにありがちな「他の人が動くと自分のベッドがゆれる」
ということも全くありません。
テレビも見ることができますが、ヘッドフォンを利用するので、
周りに対して音漏れの心配をせず見ることができます。
隣のベッドとの間の壁が厚いので、音が響きにくいのも安心です。
アメニティはタオルセット(フェイスタオル・バスタオル各1枚)・館内着・
ミニ扇風機・耳栓・金庫・ハンガー・ミネラルウォーター・スリッパ・
歯ブラシ・綿棒など、通常の部屋と変わらず充実しています。
食事の席もグループ用のテーブルとは別に、
壁で仕切られた一人用の席があり、周りの目を気にせずに食事できます。
時間にゆとりのあるチェックイン/アウト
チェックインは16時~25時と、他の宿より幅広い時間帯で可能です。
夕食の時間も18時スタートと20時スタートの二部制になっており、
仕事や観光の後にチェックインしたい人には20時スタートが便利です。
チェックアウトも12時までとゆっくり過ごすことができるため、
前日に飲みすぎてもゆっくり寝られます(笑)
まとめ
日本酒と焼肉と温泉が楽しめる新感覚の温泉宿、いかがでしたでしょうか?
今まで札幌近郊の温泉地は「一人でぷらっと行きにくい雰囲気の宿が多いな」
と思っていたので、「ハタゴノナカ」というおひとり様スペースがあるのが
素敵なお宿だと思います。
注意点としては、宿のコンセプトや楽しみ方の特徴から、
中学生以下のお子様は泊まることができないので、
お子様のいるご家族は泊まれないという点です。
札幌近郊を観光する際、お酒好きの方はぜひ一度泊まってみてください♪
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